●「空き家の歌」を講演で歌いました(in Yabu City, Hyogo)

兵庫県養父市で開催された「空き家問題にどう取り組むか~地域再生に向けて」という兵庫県立大学主催のシンポジウムで、講演をさせて頂きました。

 

このシンポジウムは、中山間地の地域再生において重要課題となっている空き家問題の解決に向けて、どのように取り組んでいけば良いのか、地域も行政もともに考え、今後の進め方のヒント得るためにと兵庫県立大学が企画されたものです。まず私が「まち創り&ゆめ起こし~地域に眠れる空き家=資源を活かして~」と題したお話をさせて頂き、その後パネラーとして、神戸新聞論説委員長の桜間裕章氏、養父市役所市民生活部長の和田氏を迎え、兵庫県立大学の福島徹教授のコーディネーターのもと、パネルディスカッションが行われました。

 

私の講演としては、これまで10数年に渡って取り組んで来た「空き家対策・空き家活用事例」などを具体的にお話しさせて頂きました。

 

また、途中から実際に「空き家相談」の窓口を行い、多くの賃貸や売買の現場に立ち会った夫(ハチ)が、登壇し「親やご先祖に申し訳ないので、手放せない」と言う方が、手放すにいたった経緯や「よそモノは地域に入れたくない」と住民による反対運動が起きた時に、対処した事例などをご紹介させて頂きました。

 

講演の最後には、空き家活動を通して、感じたことを歌詞にして作った「空き家の歌」を歌わさせて頂きました。これは、今は放置されてしまい朽ちゆくばかりの空き家の哀しみ、その声無き声を私なりに代弁したものです。

(by ごま)